アルスラーン戦記は大国パルスの王子アルスラーンによるお家騒動や闇の陰謀やらの古き正統派ファンタジーだ。(画像はエイプリルフール版)
ゲーム自体は割とよくあるタワーディフェンスゲームになっている。ヤシャシーン!の掛け声とともに戦いが始まる。
遅筆の作家なので恐らく終わらないだろうと言われていたが、後半はソードマスターばりの展開になり最後はラスボスと主人公が相討ちとなる。配下もほぼ壊滅に近い形で終わるので、なんだか終わらないからモヤモヤしていた物が、急ピッチでおわってしまった事でそのまま昇天してしまったような感じになってしました。
しかし、漫画化されている荒川先生は鋼の錬金術師の序盤のダークな雰囲気を、最後は希望に満ちた話で完結させている方だ。原作者に捨てられた(ように見えなくもない)この物語をもしかしたら、少しだけ気持ちの良い物に変えてくれるかもしれない。バットエンドが悪いわけではない。バットエンドにも終わり方があるという話だ。
追記
※このゲームは2018年8月16日にサービス終了している。